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スクラップブッキング(Scrap Booking)について

スクラップブッキングについて、私が思うことをつらつらと。。。
あくまでも、個人的なつぶやきです。。。

スクラップブッキングと思い出

スクラップブッキングは思い出を大切にするクラフトです。
思い出とスクラップブッキングは切っても切れない縁にあると言ってもいいかもしれません。

思い出を整理し、記録し、それを楽しむという具合です。
なぜ、スクラップブッキングをするのか?
好きだから、、、と言ってしまえば身もフタもありませんが、「思い出を整理したい」「思い出を記録しておきたい」「思い出を楽しみたい」という目的があってのことではないでしょうか?

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思い出を整理する

デジタルカメラが(携帯にまで)普及したことで、さらに写真を撮る機会が増えたのではないでしょうか?

撮った直後に画像が確認できたり、気に入った写真だけ残したり、現像できたり。
記録メディアの進歩で、撮れる枚数もとても多くなりました。
下手な鉄砲なんとやら、ではありませんが、同じシーンをいくつも撮影して、ベストショットを選ぶことが可能になったので、失敗を恐れずに、手軽に気軽に、どんどん撮影できます。
家庭用プリンタの機能も驚くほど向上し、それなりの用紙を使えば、写真並みに美しく画像をプリントアウトできるようになりました。

しかし、実際のところ、撮影した後は、どうなっているのでしょうか?
現像やプリントアウトしても、箱や袋の中にしまったまま。
ひどい場合は、パソコンのハードディスクの中にデータをコピーしただけ。
ちょっと手間をかけて、CD-RやDVD-Rに焼いて保管している。
シャッターボタンを押しただけで満足。
、、、という人もいらっしゃるのではないでしょうか?

なかなかできない写真整理。
スクラップブッキングをすることによって、シーンごとによりよい写真を選び出すという行為が発生します。
大切な写真を美しい状態(さらに美しく演出する!?)で、撮影時の情報と共に、きちんと整理して残すことができます。

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思い出を記録する

フォトアルバムとスクラップブッキング。
両者は、似ているようで、大きな違いがあります。

フォトアルバムは、写真を保存するためのものです。
スクラップブッキングは、生活を記録するためのものです。
フォトアルバムでも、写真にコメントを書き添え、写真を切り抜き、スクラップブッキング風にペーパーやステッカーを貼って整理する方法もありますが。。。
フォトアルバムは、最終的にアルバムの中に収まるものです。
アルバムがあって、初めてフォトアルバムです。

スクラップブッキングは、アルバムの中で大人しく収まっているのではなく、色々な形、形態で展開しています。
写真だけを貼って残すのではなく、写真についての描写を加え、人生の記録、思い出として、強く語りかけてくるような作品ができあがるのではないでしょうか?

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思い出を楽しむ

スクラップブッキングでは、思い出を楽しむシーンがいくつも登場します。

まずは、写真を選ぶとき。
(おそらくは膨大な)写真の中から、身を削るような想いで(?)数点の写真を選び出すとき。
写真を見ながら、その時のことを思い出すのではないでしょうか?

つぎに、作品を作るとき。
写真をレイアウトするとき、一番思い入れのある場面をポイントに持ってきたり、出来事の順番通りに並べてみたり、並べ方にも思い出に対するこだわりがでてくるのではないでしょうか?
写真のテーマにあったエンベリッシュメントを選んだり、タイトルやジャーナルを考えて書いているとき。。。
そういう時は、間違いなく、その写真と思い出、気持ちがリンクして、そのときのことを思い出している、、、のではないでしょうか?
そうなったとき、素敵な作品が生まれると、私は信じています。

最後に、作品を見直すとき。
部屋に飾って眺める、アルバムに入れておいて見返す。
そのときには、単純に写真を見て「ああ、こんなこともあったな」と、ただ漠然と思い出すのではなく、ジャーナルの効果も加わって、当時のことを回想し、思い出にひたることができます。
作品を見ながらひとりで思い出にひたり、あるいは、みんなと思い出を語り合い、それを聞いて、楽しいひとときを過ごすことができます。
コミニュケーションの機会を与えてくれるツールとしても活躍しそうです。

そして、始めに戻って、
写真を撮るとき。
スクラップブッキングをはじめると、写真を撮るときに、後でスクラップブッキングに使用できるように、、、、と、意識する人もでてくるようです。
今まではありふれた家族のスナップ写真とか、正面からの撮影だったのが、ちょっとナナメから撮ってみたり、後ろ姿を撮ってみたり、風景も遠くのものから、ず、ずいっと近づいて小物などを撮ってみたり。
シャッターチャンスも被写体も、アングルも自然と増えてくるようです。
仕事もあったり、もともとインドア派で、出不精の私ですが、奇妙な話ですが、スクラップブッキングの写真を撮るために、子供を行楽に連れて行ったり、季節の行事を意識したりするようになりました。
思い出作りに積極的になったり、なにげない日常の出来事も、思い出として感じるようになってきました。

注)このページの内容は、ブログの記事を転載しています。

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